開発チームです
今回は複数通貨ペア(複数指標)を監視しながら、1通貨ペアを売買するストラクチャを作ってみます。
まず、今まで通りの単通貨ペア監視のストラクチャをつくってみます。
売買ルール
・売買商品:EUR/USD
・短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上回ったら買い
・短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下回ったら売り
ロジック
バックテスト結果
ちょっと実用性に欠けるようです。シグナルの精度を高めるために複数指標をチェックしてみたらどうでしょうか。
例えば以下の仮説を立てたとします(あくまでも仮説です)。
・EUR/CHFはEUR/USDと強い相関があり、EUR/USDを取引するにあたり、先行指標としてEUR/CHFは有効
「相関性」があるとは、値動きが同じ動きをする、ということです。EUR/CHFが上がると、EUR/USDも上がり、EUR/CHFが下がると、EUR/USDも下がります。よってトレンドに従えば、EUR/CHFが上がったら買い、EUR/CHF が下がったら売りということになります。
この仮説が有効かどうかストラクチャを組んでみることにします。
売買ルール改
・売買商品:EUR/USD
・参照指標:EUR/USD, EUR/CHF
・EUR/USD 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上 回った、かつ
・EUR/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上 回ったら買い
・EUR/USD 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下回った、かつ
・EUR/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下回ったら売り
単にEUR/USDの値動きだけでなく、相関性のあるEUR/CHFの値動きも同時にチェックし、双方でシグナルが出れば「より強いトレンド」だと判断しすることでシグナルの精度を上げることを目論みます。
ストラクチャは以下のように設定します
バックテスト結果
それらしくなってきました。
さらに精度を高めるためにルールを追加しましょう。指標はいくらでも追加できます。
ここでもう一つ仮説を立てておきます。
・USD/CHFはEUR/USDと強い逆相関があり、EUR/USDを取引するにあたり、 先行指標としてUSD/CHFは有効
「逆相関」なので、USD/CHFが上がると、EUR/USDは下がり、USD/CHFが下がると、EUR/USDは上がります。よってUSD/CHFが上がったら売り、USD/CHFが下がったら買いということになります。
売買ルール改その2
・売買商品:EUR/USD
・参照指標:EUR/USD, EUR/CHF, USD/CHF
・EUR/USD 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上 回った、かつ
・EUR/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上 回った、かつ
・USD/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下 回ったら買い
・EUR/USD 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下回った、かつ
・EUR/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を下回った、かつ
・USD/CHF 短期移動平均線(1時間足、9本)が長期移動平均線(1時間足、26本)を上回ったら売り
ストラクチャは以下のように設定します
バックテスト結果
先程の結果よりもいいですね。
複数指標を使ったストラクチャの作成方法、おわかりいただけたでしょうか。通貨ペア間の相関性についてはすべての期間で一様ではないので、マッチングに苦労するかもしれませんが、複数指標監視が非常に有効な場面があり、手法として一つの選択肢になります。



















































